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- 発売日
- 2008-09-30
- 作者
- アントニオ・ネグリ
- 製作
- 作品社
- 価格
- ¥ 6,090
- ランク
- 180437
- カテゴリ
- [ハードカバー] [作品社] [現代思想]
- 待望の翻訳だが内容面での疑念もある。
スピノザの無限の理解が肝だということをネグリが意図的に無視しているということだ。
スピノザのエチカの第2部定理8備考(円内の任意の線であるDとEの矩形は無限に存在し得る)の説明は、一つの実体に対し無限の様態がありえることをうまく説明しているが、様態の実体への依存、これがネグリには不満なのだ(様態はネグリにとってマリチチュードそのものだからだ)。
しかしこれは単純に考えて公理系を共有する意志の現れなのだから無視できないはずだ。
その点、柄谷行人のほうがわかりやすく説明している(『探究2』)。
ただし、最新の研究を一応踏まえている本だから、ネグリの議論が無効だということにはならないし、日本のほとんどの専門家によるスピノザ研究書より本書は一歩先にあると思う。
他にこんなのは如何ですかな?
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