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- 発売日
- 2008-08-19
- 作者
- 伊藤剛 押切蓮介 田中圭一 吉田豪 みうらじゅん 音尾琢真 氷川竜介 若杉公徳 幾原邦彦 さいとうちほ 羽海野チカ Perfume
- 製作
- 太田出版
- 価格
- ¥ 998
- ランク
- 37357
- カテゴリ
- [ハードカバー] [太田出版] [宮崎駿研究] [資料] [もののけ姫] [風の谷のナウシカ] [となりのトトロ]
- この評は,コアなジブリな方向けです。
ポニョのなんたるか,ジブリって何だろう,という関心をお持ちの方には,
なかなか良い一冊なのだろうと思います。
以下,コアな方向け。
この本は,コアな方にとっては,全く欲求不満の固まりとなる一冊です。
確かに,氷川先生の論評はいつも通り大変鋭い。
これは良いものです。
しかし,結局それだけです。約数ページ。
あとは,誰も(コアな人限定)が知っているジブリ情報の羅列のみ。
これに1000円近くはきついですよ正直。
買いそびれて,ここをご覧になっているコアな方,
ご安心下さい。
この一冊はあなたのための一冊ではありません。
むしろ,宮崎駿氏の貴重な肉声が載っているCut (カット) 2008年 09月号 [雑誌]をお薦めします。
もしくはなかなか切り口の鋭いマイナー雑誌dankai (団塊) パンチ 2008年 08月号 [雑誌]も良いですよ。
こちらは,「何故宮崎作品は懐かしいのか」という切り口で,なかなか他では読めない鋭い分析がなされています。
また、今となっては究極の一誌別冊カドカワ 総力特集 崖の上のポニョ featuring スタジオジブリ (カドカワムック 279)
がございますね。
ということで,コアな人向けの評価論評をご容赦下さいませ。
- ポニョは宮崎駿監督ではなく、あくまで評論家の記事。
それよかジブリ作品18本完全レビューの方が面白い。
1作品にその映像の印象的なワンカットが添えられているのだが、
それを見るだけで懐かしさがこみ上げてくる。1ページ目からのナウシカの原画ですでに感慨深くなる(笑)。
この雑誌恒例となった<完全レビュー>ということもあってか’80、’90、’00と3つの時代に分け、当時の反響や作品のテーマ、そしてハイライトがよくわかる。また、レビュアーのその作品にまつわる思い出話などもあるので、それに共感できればなお、楽しめる。
BOX発売記念記事『ウテナ』の監督・幾原邦彦と原作者・さいとうちほとの対談。
幾原監督が作品の解説やってくれぬのかと思ったけど、どっちかというと製作裏話的な内容が多くて少し残念。
その他、いろいろてんこ盛りだが、驚いた記事があった。
みなさん、『キン肉マンレディー』ってご存知?小川雅史さんの描いたウェブマガジンらしいですけど、キン肉マンのキャラクターが全員女子化するっていう衝撃の内容(笑)。でも、読んでみたい。
とにかくレビューを読んでむしょうに『もののけ姫』と『猫』が観たくなった。
思い出のジブリ作品、もういちどみたくなるコンティニューでした。
- 表紙から「崖の上のポニョ」特集と思いきや、ポニョについては氷川隆介氏ひとりの評論
(内容は読みごたえあり)と、「千と千尋・・・」の千尋役でありポニョにもゲスト出演している
柊瑠美さんのインタビューのみ。あとは全劇場作品18作のレビューでジブリの軌跡を追う内容。
これはこれで面白いのですが、同日発売のインタビュー雑誌「Cut 9月号」が22ページにわたって
宮崎監督の独占インタビューを掲載しているのに比べると企画的にちょっと地味かも・・・。
他にこんなのは如何ですかな?
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