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- 発売日
- 2008-09-06
- 作者
- 製作
- 扶桑社
- 価格
- ¥ 1,680
- ランク
- 29346
- カテゴリ
- [Refinements] [ジャンル別] [扶桑社]
- とてもよい出来です。ホラーはどうしてもB級映画への偏愛とともに語られることが多いですが、ここではメジャー作もB級も等しく目配りされ、ヨーロッパやアジアのマイナーな作品も丹念に拾っている。なぜあの作品の扱いが小さく、この作品が大きいのか、とか個人的な感想はもちますが、全体をバランスよく俯瞰するという編集方針から納得できます。スターや監督の紹介コラムも充実し、写真の扱いもスタイリッシュで、ホラーファンとしては大満足でした。「クロニクル」の名にふさわしく、時間軸でホラー映画の流れを概観できるのがよいですね。こうして見ると、このジャンルの流行りすたりも激しいですが、手を変え品を変えブームが必ず蘇ってくる。ジャパニーズホラーの波が鎮静し、いままた沈滞気味ですが、次の波がどのような形で表れるのか、楽しみにもなりました。
- ホラー映画がホラー映画という括りで見られるようになったのは、90年代以後です。それ
までは怪談、怪物(怪獣)、SF,オカルトというような範疇でゴジラもフランケンシュタ
インも一緒くたに語られていたものでした。ホラー映画として見直すと、これまた20世紀
初頭から数多の作品があって、整理するには相当の力が必要です。本書は雑然としたホラー
映画をクロニクルという形でまとめてくれた点で評価すべきものであると思います。
「マタンゴ」や「吸血鬼ゴケミドロ」の写真がないという不満もあるでしょうし、取り上げ
て欲しかった作品は少なくありません。もう少し思い切って分厚くすればカバーできたので
しょうが、ムックという形式でこの値段ではこれが現在の最高水準かも知れません。取り上
げるべき名作は「カリガリ博士」以後すべて取り上げています。マニアにもマニアでない
読者にも楽しめるものとしてこの分野ではベストと評価します。
- 俺は〜1980年代の海外ホラー映画は結構見てきたつもりです。
ただし、こういうホラー映画関連本を読むと改めて自分の視野の狭さを痛感します。
もっと洋画の近代ホラー映画、古い邦画ホラーも見ておくべきですね。
本の内容としてはボリュームがあるものの、もっと細かい解説が欲しかったです。
「悪魔のいけにえ」のマリリン・バーンズの演技の評価や「サランドラ2」の回想シーンに関する文章に関しては「そうだ。そうだ。」と俺が同調する所もあったのですが、細かく説明しているのは有名なホラー映画ばかりなのが少し不満です。
洋画「シービースト」や邦画「サイレン」などのホラー映画駄作群をもっと取り上げてくれたらもっと面白い本だったのですが・・・
個人的には「ノロイ」も取り上げて欲しかったです。
よって、少し物足りなかったので★4個です。
他にこんなのは如何ですかな?
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