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- 発売日
- 2008-05-08
- 作者
- W.シェイクスピア
- 製作
- 筑摩書房
- 価格
- ¥ 924
- ランク
- 124288
- カテゴリ
- [ペーパーバック] [シェイクスピア]
- 原作はLove's Labour's Lostと、L音が三つ重なる洒落たタイトル。禁欲を誓ったはずの王と側近たちが、美しいフランス王女と侍女たちに恋をして、さんざんからかわれるという楽しい話。全編が、英語によるウィット合戦と言葉遊びなので、翻訳はとても難しい。これまでは小田島訳など「意訳」「替え訳」で切り抜けたが、なるべく原文の意味を生かすのが松岡訳。例えば第5幕2場、フランス王女と侍女キャサリンの会話の箇所を比べよう。[逍遥訳]「(キ)彼は私に、あなたは私の心を掻きむしって、惑乱させる人だと申しました。(姫)なに、霍乱(かくらん)させる人だと言ったって? (キ)はい、惑乱させる人だと申しましたの。(姫)まあ、霍乱なら、早くあっちへおいでよ!」。[小田島訳]「(キ)彼などボーッとして、私のことをおおげさに何と呼んだと思います? (王女)わが天使とかいうふうに? (キ)そうなのです、わが天使だと。 (王女)天使も頓死しそうだわ」。[松岡訳]「(キ)彼は私に夢中なんですって、で、私のことを何と呼んだとお思いですか? (王女)胸焼けのもと、とか? (キ)ええ、胸を焦がすんですって。 (王女)あっちへ行って、あなたの病気がうつるわ。」 [原文](P)Qualm, perhaps.(K)Yes, in good faith.(P)Go, sickness as thou art! を生かした苦心の名訳。
他にこんなのは如何ですかな?
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