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- 発売日
- 2008-09-04
- 作者
- 北野幸伯
- 製作
- ダイヤモンド社
- 価格
- ¥ 1,575
- ランク
- 2209
- カテゴリ
- [ハードカバー] [政治] [ダイヤモンド社] [国際政治情勢]
- 日本は従米路線の愚かさにいい加減気付け、と叫ぶトーンは前著から続く。
日本人に深く根を張る謝罪史観は、アメリカの指示のもと歴教協など左派の教育者によるもので、早く洗脳から目覚めよと説く。まさにそのとおり。
移民労働者反対や基礎教育の重視(特に幼年期の暗誦)にも共感するが、本書には疑問点もある。
アメリカ幕府のあとは中国幕府の天領になると著者は言うが、昨今の中国食品などからくる国民の嫌中意識を考えれば微妙だ。
低額商品・普及品市場は中国に任せ、富裕層を対象にした高級品路線に特化せよとの主張にもひっかかる。
スイスや北欧などの小国ならいざしらず、日本のようなフルラインの産業構造を持つ大国は、普及品あっての高級品だし、最初から市場を絞った戦略は損ではないか?
- 北野氏の本は、シンプルだ。とても読みやすい。
難しいことを難しく書く人は多いが、難しいことを易しく書く人は
残念ながらほとんどいない。
しかし、北野氏は難しい国際情勢を、これ以上ないくらい易しく教えてくれる。
イラク戦争はどうして起きたのか?
これからアメリカはどうなっていくのか?
中国は、ロシアはどう動くのか?
そして、日本は…。
アメリカの大統領はオバマ氏に決まった。
北野氏の書く「多極体制」がいよいよ始まったのだ。
我々日本人はもう、アメリカに頼ってばかりはいられない。
では、どうすればよいのか?
その答えはこの本の中にある。
- 経済、外交、教育、軍事など幅広い分野の問題点や今後、日本が進むべき方向性が軽快にわかりやすく書かれています。
日頃、個人的に確信していることだけでなく、疎い経済分野で漠然と思い描いていることなどでも、私の考えと大半の部分で一致します。
知り合いの「親日」中国人とも話しますが、日本文明とは思想や文化など多くのものが輸入されながらも、良い点だけを残して吸収し、悪い点を排除して発展していったのだが、戦後、特に最近は悪い点ばかり取り入れているということ。
その原因となり続ける「A級戦犯」は戦後教育と左翼メディアでしょう。
未だに「大」新聞とやらは、アメリカが押し付けた占領基本法を絶対に護るべし!と声を荒げながら、アメリカに追従するな!と訴える欺瞞と矛盾。
戦後、ひたすら「日本」を否定・破壊し、左傾斜してきた日本。未だに「アメリカでは」「フランスでは」云々と言う輩が絶ちませんが、日本は「日本」から学ぶことが大切です。
子供たちに「日本」を学ばせる。それが教育の最も重要なことの一つです。
- 「日本はアメリカの天領である。」このひとつの事実を正確に理解している日本人がどれだけいるのでしょうか。そして、アメリカ没落が確定的となった今、日本はどうすべきなのか?このまま世界の政治に渦の中で、「主体性」を持たず生きていくと、遠からず中国の天領となってしまうと言う事が、本書を読むと理解出来るはずです。
これだけ分かりやすく、複雑な世界の政治を解説出来る人は他に見あたりません。彼の著書を読んだ後に、新聞の国際欄を読むと、理解出来る風景が一変している事に気づく事でしょう。
黙って読め、と言える本は年に何冊もありませんが、これはそのうちの一冊です。
- 最初から、緊迫した世界情勢、近未来の予想と衝撃的な内容が続き、その視野の広さに驚きつつ日本の将来の見通しの暗さに愕然とし、不安を感じつつも今まであまり聞いたことのない話に興奮しながら一気に読んでしまいました。後半の教育に関する部分からはちょっと自己啓発的なところもあり、最後の著者の夢を読む頃には、日本の将来は明るいんじゃないか?と思うようになってしまいました。でも、日本が今までどおりのことを繰り返すかぎりは、前半部分に記述のような事態となるのでしょう。この本を読んでいると陰謀論はかえって視野が狭いのかな?と感じます。他国のトップと個人的なパイプがあるだけでも外交は大きく変わるという実話も印象的でした。著者の話に日本の政治家が真面目に取り組んでいることを祈ります。この本と伊勢崎賢治氏の本も参考になるのではと思います。
他にこんなのは如何ですかな?
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