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- 発売日
- 2008-08-22
- 作者
- 青木幸子
- 製作
- 講談社
- 価格
- ¥ 540
- ランク
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- カテゴリ
- [ジャンル別] [講談社] [Refinements]
- エピソードごとに質のぶれが結構ある作品だと思うが、今巻は本当に良かった。
ヤマネかわいかったし。
象についてはいろいろな問題提起を詰め込みすぎではないかと思ったが、生き物相手ではどれかを取り出してしまうことはできないのだろうな、と考え直した。
文句なしでおもしろい。
ただし気になるのは、主人公の「目」が、単に「よく気がつく」と同程度のものになってしまっているということ。
一巻のレビューでも書いたとおり、優れた補助線だと思うので、もっと活かす方法を考えて欲しいと思う。
そうでなければ、なくてもよかったね、ということになりかねない。
- 今回登場する動物は、アフリカゾウとヤマネ。どちらも興味深く重要なテーマとの関連で描かれる。アフリカゾウについては、非常に重いテーマが関係する。動物園で保護されつつ生きる動物達は、野生の動物達よりもはるかに長い寿命を獲得する。つまり、「老い」と直面せざるを得ない。ここでは、老いたアフリカゾウと、その老いた飼育担当とが重ね合わせるようにして描かれる。老いた担当は楠野に後を任せるが、アフリカゾウは今後どのように描かれていくのだろうか。
一方で、ヤマネは日本固有の動物で天然記念物。それをどのように扱うか。野生と人間とがどのように折り合いをつけていくのかという問題を、オオタカが見つかった場所で、(比較的人間になれている)オオタカとの共生だけでなく、さらにはかない野生の存在としてのヤマネとの共生を探っていく。
3巻からずっとレヴューを書いており、既にルーチン化しているような気がするが、読むと毎回レヴューを書いておきたくなるマンガである。
他にこんなのは如何ですかな?
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